NIWA MAGAZINE

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2013年09月07日

exhibition & event月夜の庭 at.松江

niwa magazine × ひびきあうもの
art direction by niwa magazine 小川敦子

 

concept

衣・食・住という、それぞれの分野で活躍するクリエイターのクリエイションが交錯する「場」=「庭」。この「庭」づくりは、「月とつながる、手を結ぶ」と題して、月へのオマージュが込められています。どんなときも、どんな場所でも、なにが起ころうと、私たちには月という存在があります。どんな人にも等しく降り注いでくれる月明かり。私たちにとって月は、いつでも、やさしく癒してくれる、大きな存在なのではないでしょうか。

今回、ステキな偶然と出会いを重ね、月光にふさわしい松江の地に佇む、この上なくステキな空間で、エキシビジョン「月夜の庭」が実現できる運びとなりました。

それぞれのクリエイターの方々に、月を共通のテーマに、クリエイションのイメージを起こし、ステキな‘なにか’を表現してもらいます。それぞれのクリエイターに共通していることは、「五感を使って、表現をされている」ということ。

触れる・味わう・見る・聴く・嗅ぐ―。すべての五感を開き、深く感じることで、心豊かに、そして、日々をもっと嬉しく、大切に過ごすことができるのです。五感でのとらえ方やものの見方は、日本人独特の繊細な感性の表れでもあります。

この「月夜の庭」という「場」を訪れた方にとって、五感がめいいっぱい刺激され、少しでも嬉しい‘ひととき’になりますよう。そして、日本という土地、文化、風土の奥深さについて、改めて理解を深める機会となれば幸いです。

企画・アートディレクション 小川敦子

 

 

見る―視覚で感じる「月」

 

book & gallery DOOR高橋香苗セレクトによる「月の本」

DOORオーナー高橋さんによる、月にまつわる本のセレクトとエッセイ。

本やテーブル周りのクラフトなどを扱うbook & gallery DOOR。地元の物作り作家や友人たちといっしょに、隠れた山陰ならではものや手仕事を紹介するイベント「ひびきあうもの」を企画・開催。今回の展示会では、器や食にまつわる、島根の作り手の紹介も担当。

 

●プロダクトデザインhaaz 本にまつわる雑貨たち

サンテクジュペリ「星の王子さま」に出てくるお話「ゾウをのみこんだヘビ」からイメージしたブックウエイト、本の形をした木のブックエンド。

「日々の暮らしをほんのちょっと心地よくするデザインをする」をコンセプトに、いつも生活に使う道具たちに、ちょっとの‘ハート’を加えるデザインチームhaaz。作る人も、贈る人も、使う人も、みんなの‘ハート’をこめて、ホッと心まであたたかくするすてきなアイテムを生み出しています。今回は、本にまつわる雑貨や、ガラス職人と生みだしたガラスの器など、さまざまなアイテムを展示します。

 

●イラストレーター西山ゆか インスタレーション「月夜の庭」

 art direction by niwa magazine小川敦子

アパレル、オートクチュールでの職を経て、イラストレーターになった西山さん。女性らしい感性に溢れ、独特の幽玄の世界観を生み出し続けています。「古の日本」「月」「月光」「観月」「夜空」といったイマジネーションの世界をイラストレーションと設えによって、空間全体で表現します。

 

聴く―作り手による、お話会とワークショップ

 

part.1  11.09  14:00-16:00

KONOITO宮原朋代 「コットンの糸を紡ぐ」

フワフワのコットンを綿花から紡いで糸をつくります。コットンの素材をそのまま生かした独自の製法で、ガーゼ生地を開発した宮原さん。コットンのこと、糸のこと、生地のこと、福岡でのモノづくりのこと。糸を紡ぎながら、楽しくお話します。

お茶付き・参加費(材料費込)\1,000円 限定8名 要予約

場所:book & gallery DOOR

 

part.2  11.10  16:00-17:30

mahina pharmacy 中山晶子 「セルフヒーリングのワークショップとお話」

「日々の暮らしに、星空に、わたしたちに。生きることの愛おしさをみつけよう」

女性のこころとからだに光を届ける「セルフヒーリング」について様々な角度からお話します。

今回ワークショップでは、『月のオイル』を作ります。“サンシャイン・サプリメント”と呼ばれる女性の力強い味方ハーブのセントジョーンズワートから抽出したハーブオイルに、月と関係の深いヨモギのエッセンシャルオイルなど贅沢にブレンドしたスペシャルオイルです。女性のこころとからだに光を届ける「セルフヒーリング」について様々な角度からお話します。

 

ハーブティー付き・参加費 \1,400円 限定8名 要予約

場所:book & gallery DOOR

 

★ワークショップのお申し込みは、book & gallery DOORまで。

tel/0852-26-7846 email/doorst.2134@gmail.com

 

触る―大人のための夜時間

 

 <手編みのニットと月夜のお散歩服。大人時間を楽しむための装い。>

 ●PUUVILL REEL黒瀬美紀子×moani 小川敦子

アートディレクター・グラフィックデザイナーでもある黒瀬さんの大人かわいいニットブランドPUUVILL REEL。デザイナーの感性で選んだ色や質感を重視した素材選びは秀逸。素材選びのためなら、イギリスやエストニアだって、どこまでも。今回は、帽子や羽織りものや巻きものなど、手編みニットの受注会を行います。黒瀬さんセレクトの毛糸(アンゴラ・カシミヤ・アルパカなど)から、お好きな糸を選んでいただき、あなただけの1点をお届けします。

★PUUVILL REELニット受注会11.09 13:00-18:00(作家在廊日)

 

小川敦子が手掛けるお洋服のブランドmoani。Hawaii の言葉で「香りを含んだそよ風」を意味します。「風を運ぶ」ことをコンセプトに、日本人独自の感性-五感を刺激するお洋服や香りのものを展開。2013年より、地方の優れた作り手との企画をスタートし、現在、福岡の伝統文化である、久留米絣の工房の協力を得て、藍染めのお洋服をデザイン。今回は、大人時間を楽しむための装いとして、月夜のお散歩服の展示を行います。(一部オーダー可)

 

<眠りの準備>

KONOITO宮原朋代 sleeping & relax 寝具とタオル

眠りは、最高のリラックス。温かで、究極のガーゼ生地にくるまれて眠る心地よさと安心感。KONOITOは、こころやからだにいいコトとモノを生み出す会社。コットンの素材を活かすガーゼ生地、寝具、ベビーウェアなどの企画・開発。今回は、コットンの素材をそのまま生かした独自の製法で作られた、寝具やタオルを中心に展示を行います。

 

嗅ぐ―夜の家時間を楽しむ香りとセルフケア

 

●mahina phamacy中山晶子 セルフケア&ヒーリング

 ハーブの持つ力と、自分自身の生きる力。自分自身の心の内側を、しっかりと眺めながら感じることが、本当の意味での「癒し」。そんな想いや方法を伝えたくて、女性のためのウェブマガジンmahina phamacyを創刊し、ハーブにまつわる様々なものを、心を込めて作っている中山さん。今回は、ハーブのお薬「緑のお薬箱」や、コーディアル、クリーム、蔵王オーガニックハーブなどを紹介。

 

●moaniの「夜の家時間を楽しむ香り」

 家の中での楽しみ、お風呂。リフレッシュする、きれいになる、元気のスパイスをくれるバスタイム。ハンドメイドの香りいっぱいの石けんや、ハーブヘアオイル、サシェなど、家の中の小さな贅沢をご提案します。

 

味わう―「月夜の食卓」

 

●「月夜の食卓」しつらえ展-島根の「器」とhaazのガラス

山陰島根という土地について語るとき、欠かせない存在として「器」があります。用の美、暮らしの中から生まれたアート、造形、釉薬の美しさ。土という土地の恵みから生まれた究極のアートが「器」なのです。今回は、DOOR高橋さんセレクトによる島根の「器」と東京のプロダクトデザイナーhaazの「ガラスの器」をミックスすることで、「月夜の食卓」にふさわしい‘しつらえ展’を行います。

 

★食のイベント11.10  清光院下gallery

島根の手仕事を紹介する「ひびきあうもの」とniwa magazineのコラボレーション企画。島根の食と人を紹介するファーマーズマーケットと月を愛でながらのmoon kitchen「月夜の食卓」を開催します。

 

●ひびきあうものFarmer’s Market 10:00-16:00

produce by  book & gallery DOOR高橋香苗

 

島根の生産者

井上醤油:醤油10種類、味噌3種類その他加工食品

奥出雲の豊穣な土地の恵みを醤油に作りに生かして140年。創業当時の醸造蔵には美味しい醤油つくりには欠かせない微生物が生き続けている。伝統的古式製法にこだわり、醗酵調味料の豊富な滋味を食卓へ届けている。

島根県雲南市奥出雲町下阿井1430−2 tel 0854-56-0390

 

雑穀屋:国内産の各種雑穀

雑穀で健康を取り戻した経験から、雑穀が本来持っているものを日々の健康にもっと役立ててもらおうと、もともとの米穀店の中に雑穀専門店を開いている。すべて国内産の雑穀にこだわり、産地の表示、効能、食べ方などの指導も行っている。

島根県出雲市知井宮町1232番地  tel  0853-21-1896

 

豆腐工房 しろうさぎ:豆腐各種、油揚げ、厚揚げ 豆乳

豆腐つくりに欠かせない大豆、にがり、そして水、すべてにこだわりを持ち、通常の豆腐に比べて3倍も多くの大豆が凝縮されているここの味は、まるでプリンのように濃厚で甘みがある。

油揚げに使う油もこだわりの菜種油をふんだんにつかったぜいたくな味。店主の食に対する真剣さと誠実さ、まじめな仕事が美味しい本物の豆腐を生んでいる。

島根県雲南市木次町寺領2959−2  tel  0854-42-3343

 

宇田川養鶏:卵、かき餅

日当りの良い広い鶏舎でゆったりと飼育された鶏の卵。えさ、水、運動量、それらすべてを好条件にするために惜しみない努力が払われている。そこで生まれる卵は安心、安全はもとより、卵本来のほんのり甘く生命力にあふれた味がする。鶏ふんを肥料として再利用した循環型農業の実践として、無農薬米、餅米なども生産している。

島根県雲南市奥出雲町馬馳842−9 tel 0854-54-2022

 

木次乳業:牛乳、ヨーグルト。チーズ、アイスクリーム。プリン等

今から35年前に日本で初めてのパスチャライズ牛乳の生産、流通化に成功した。しぼりたての生乳になるべく近い栄養と風味が消費者に届けられるようになったのも、木次を中心とした形成された食文化の思想がベースとして根付いた結果であり、安心安全美味しい食の提供を続けてきている。乳製品をはじめとした製造はもとより、創業者の佐藤忠吉さんは94歳の今も食の正しい在り方の実践的リーダーとして地域だけではなく日本中から多くの人々を惹き付けている。

島根県雲南市木次町東日登228−2 tel  0854-42-0445

 

農業生産法人 宝箱:煎茶、番茶、紅茶、エゴマ油、梅シロップ、野菜など

造園業者が、作業の際に大量に出る木屑におから、ぬかを加えた自家製の堆肥を作り、循環型農業として神話のふるさと大庭空山の恵まれた自然のなかで農薬を使わない農業を実践している。土地に根付いて土を耕し、収穫したものを素材に出来上がったお茶はすっきりとのどをとおる。毎日口にいれるものだからと、手間を惜しまない仕事の賜物。

島根県松江市大庭町728−6 tel 0852-21-1489

 

★他、参加者決定次第、随時掲示いたします。

 

●月を愛でながらのmoon kitchen「月夜の食卓」19:00-21:00

かの香織による「自然のレッスン」

labo85嶋田葉子による、島根の食と器を使った特別な夜のおもてなし。

 

音楽家でもあり、日本酒の作り手でもある、かの香織さん。宮城県にあるご実家の江戸時代から続く「はさまや酒造」12代目を継承。日本の森羅万象の世界に触れ、視覚、味覚、聴覚、触覚、嗅ぐ―五感を磨くことで、新たな自分を発見してもらうプロジェクト「自然のレッスン」を各地で行っています。今回は、「はさまや酒造」とっておきのお酒と島根のお酒を、かのさん独自の視点とエッセンスで紹介しながら、楽しいお話会を開催します。

 

 

旬の素材を使った料理研究やケータリングを行う、labo 85。食を通じて感動を与え、食に盛り付けというデザインを加え、非日常的な空間、瞬間を作り出す。そこに、人の感動がプラスされておこる「化学反応」を起こすことをモットーにしている嶋田さん。今回は、「ひびきあうもの」で紹介された、島根の旬の素材と器を使い、一夜限りの特別なおもてなしをいたします。

 

6,000円/人 (日本酒・お食事代込) 限定30名  要予約

場所:清光院下gallery

お申し込みは、book & gallery DOORまで。

tel/0852-26-7846   email/doorst.2134@gmail.com