NIWA MAGAZINE

  1. exnibition
  2. trip

ワインと星と12ヶ月 vol.5「夏の光」

IMG_4530

 

2017/7/23-2017/8/22

 

 

一年でもっとも気温が高くなる夏本番

暦では「大暑」

太陽が自分の居場所であるしし座へ還る時間となり

実際の体感としても暑い夏だけど

今年は何倍も輝く陽光の一ヶ月

 

7月23日は

しし座の時間のはじまりと

新月が重なり

熱いエネルギーが溢れ出す

 

スキッと爽やかに入れ替わって

約1週間のあいだに

ワタシがキラキラと舞台に立つ

ドラマティックに展開しながら

ステージが変わっていく

 

それまでの一ヶ月の間

感情のうねりの中に浸かり見えていなかったことも

こうありたいと願っていたけれど

なかなか整わなかったことも

自分の根っこにある気持ちを確かめるための演出

 

そうやって育んできたワタシの実が

太陽のスポットライトを浴びて

美しく色づきはじめる

ペリドットやルビー、アメシスト、シトリン…

葡萄の実がまるで畑の宝石のように

一粒一粒が美しく輝くように

 

カラッとした光の眩さの中にある

新しいステージの上で

自分の意思を伝える表現者となっていく

その舞台からの景色は

ココロから純粋に望んだからこそ見える美しさ

 

時に強い雨が

地面を潤して

心地よい涼やかな恵みをもたらして

 

8月に入り

一年の大きな転換点

暑さの中にも風を感じ

「立秋」を迎えると

8月8日にはみずがめ座で満月

月が隠れる特別な満月は

昼の光が強いからこそ深く感じる

闇へとやさしく導き

ありのままの姿でよいのだということを

教えてくれる

 

蜩の声が聞こえるころには

こどものようなココロで

無心に

無邪気になれるものを

思い出す

それは人生を

輝かせるヒントが隠れた

玉手箱なのかもしれない

 

次の時間の直前に

もう一度

このしし座の時間の新月が訪れて

 

半年という時間を見つめながら

新しいワタシを生きていく準備が

この熱く勢いのある時間のなかで

確かに

 

できあがっている

 

 

+recommended  wine+

 

ALPS WINE

Syrah 2013

 

シラーという葡萄はあたたかい太陽の光をいっぱいに受け取った

スパイシーで華やかで、エネルギッシュな印象の品種のワイン。

山梨県の一宮地区にあるアルプスワインでつくられるシラーは

その特徴であるスパイシーな表情はそのままに

やわらかでエレガントな日本らしい美しさを感じます。

醸造家の前島良さんの、言い訳なく信念を貫きながら

ワインづくりに向き合う姿は、味わいにそのまま重なって映ります。

それは繊細にあきらめることなく探究するからこその

人間味溢れるバランス感覚があらわれているのかもしれません。

未知の世界にどこまでも挑戦するエネルギッシュさは、

真夏のお日さまの輝きにぴったりとリンクします。

 

 

若杜 知美

ホロスコープセラピスト/ヨガ講師/ソムリエ

 

京都在住。

天体の流れを読むことや、ヨガやアーユルヴェーダを実践し教えることで、ひとりひとりが自然の一部であることを感じ、自分らしく生きる智慧を伝えている。また、京都坊主BARにソムリエとして従事し、わたしたちが暮らす日本の大地と自然の巡りによって育まれるワインを、造り手たちの想いとともに、日々出逢う人たちと分かち合うことを喜びとしている。

 

京都坊主BAR

http://bozubar.tumblr.com