NIWA MAGAZINE

  1. exnibition
  2. trip

インタビューmahina phamacy中山晶子さん

DSC01207

「自分が経験してきて良かったことを人と分かち合いたい」

そんな想いからスタートした、

web magazine – mahina phanacy(マヒナファーマシー)。

女性のためのセルフヒーリングをメインテーマに、

中山晶子さんが運営するサイトだ。

中山さんは、今から10年前、音楽業界から転身し、

ハワイを発祥とするロミロミというヒーリングのセラピストになった。

ロミロミのヒーリングの方法は、自分の手を通して、

「マナ」と呼ばれる大自然のエネルギーを相手に伝えること。

そのため、セラピストは、自身の心を浄化する

―つまり、自分自身の心や内面と常に向き合うことが求められる。

 

セラピストになっていく過程で、体験したこと。

それは、生半可なことではなかった。

セラピストを一時中断することもあった。

悩んでいること、いま抱えている問題。その原因を知るためには、

深く深く、自分と向き合わなくてはいけないからだ。

 

そんなある日、出会ったもの。

それは、「海辺に浮かぶ月」の情景だった。

とある明け方、「イメージとして、はっきりと見えてきた。」のだという。

ある一つの光が射しこんだ瞬間だった。

diary120831_1

その情景とともに見えたという

「海辺の小さな街に佇む、小さな緑の薬局」。

実は、自己と向き合う濃い日々を送る中、

助けてくれたのが「ハーブ」だった。

身体に染み渡るように、やさしく働きかけてくれるハーブの力。

五感から入る、という自然療法は、

心身共につらい状況にあった中山さんをやさしく癒してくれたのだろう。

「自分が経験してきて良かったことを、人と分かち合いたい」

その想いを実現するため、

mahina phamacyを立ち上げる準備をはじめる。

 

そんなとき、起こったのが、03.11の大地震。

「生きること」について、より深く考えるようになった。

どんな場所にいても、それぞれに色々な問題が起きる。

天災、病気、介護・・・問題が自分に降りかかってきたとき、

そのテーマとどのように向き合い、どう生きていくのか。

これが、生きることであり、セルフヒーリングの始まりであって、

ヒーリングとは、決して「癒し」だけではない。

 

より強く、よりやさしく。

「自身が本当に気持のいいこと、身体にいいと思うこと」

を伝えることを心に決めて、いよいよ、サイトを立ち上げた。

「日々の暮らしに、星空に、わたしたちに。生きることの愛おしさをみつけよう」

mahina phamacyのサイトの冒頭の文章。

この一言に、中山さんの想いと願いが、ぎゅっと込められている。

 

mahina phamacyを立ち上げて、2年が経った。

今、が新たに取り組もうとしていることが、

「日本人本来の美徳―調和の世界」を伝えること。

月山に登拝(とうはい・山自身が御神体になっている場所は、畏敬の念を持って山に入るので、

山登りという概念とは異なる)したことが、きっかけとなった。

山形県鶴岡市にある月山は、羽黒山、湯殿山からなる

出羽三山の象徴的な場所で、古来から祈りを捧げられてきた神聖な霊山である。

 

DSC01290 DSC01208

 

そこで目にしたのは、月と水が育む、調和のとれた静謐な世界だったのだという。

月が与えるやさしい光と潤沢で澄みきった水。

そんな恵まれた条件で育つ、植物の美しさ。

その美しさの裏には、自然本来の強さとありのままの姿がある。

その静謐な世界こそ、日本人本来の在り様ではないか。

 

中山さんのフィルターを通して伝えられる、月山のこと。

それは、「生きることの愛おしさをみつける」という、

月明かりのようなやさしさに包まれた世界なのだろう。

 

聞き手・文/小川敦子

 

akiko

中山晶子プロフィール

ロミロミセラピスト。

セルフヒーリングを伝える「mahina phamacy(マヒナファーマシー)」

プライベートサロン「mahina micro spa」主宰。

音楽業界でアーティストマネージメントやCDの宣伝・制作の仕事を経て、

03年にハワイヒーリングワーク・ロミロミと出逢い、

ハワイ・オアフ島、ノエラニ・ ベネット、ハワイ島、スーザン・パイニウ・フロイドに師事。

二ールズヤードにてメディカルハーブJAMHA認定ハーバルセラピストコース受講・メディカルハーブコーディネーター。 http://www.mahinaphamacy.com