NIWA MAGAZINE

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想・創・奏(sou/sou/sou) 味わう編 文/haaz長谷川直子

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バルーンと名付けたこのプレートは、使う人のことを想ってデザインしました。

例えば朝食にはパンとジャム、そしてフレッシュサラダをワンプレートで。

ゆったりとした夜のワイン時間には好みのチーズとクラッカー、

オリーブを盛りつけてセンタープレートとして。

枚数を増やさず一枚で済んだら忙しい朝でも、

ほろ酔いの夜でも洗い物をする人は楽ちん。

ワンプレートといっても給食で使われるような味気ない食器ではなくて、

カラフルでぽってりとした丸がみっつ。だから料理する人も楽しい。

食べ物が美味しそうに見えて食べる人も嬉しい。

 

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ガラス職人さんは丸がみっつの不思議なデザインに、作れるかどうか??

と首をかしげながらも、

面白そうだね!と色々な方法を試行錯誤してくれました。

6人もの職人さんが熱々ドロドロのガラスを冷めないうちに、

ぴたりと息を合わせることで完成。

それは今までに試したことのない技術だそうで、

このプレートのために新しい製法を創り出してくれたのです。

 

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私たちの想いが職人さんたちの手によってカタチとなり、

そこに料理が盛りつけられる。

食べる人のことを想いながら今日はどんなメニューにしようか、

どんなおもてなしをしようかと考えを巡らせて。

食卓から楽しい笑い声が聞こえてきそう。食材と食器と人々のハーモニー。

 

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想う、創る、奏でる。目には見えないストーリーを大事にしたい。

デザインすること自体を楽しみ、作る行程を尊重する。

デザイナーと作り手の思いがバランス良く調和して、

使う人にもそのハートが伝わる、

そんな楽しいもの作りをしていけたらと思っています。

 

文/haaz  長谷川直子

 

 

編集者memo

このガラス製品は、千葉県九十九里に工房がある菅原ガラスとの共同開発によるもの。大量生産でありながらも、ハンドメイドにこだわる菅原ガラスの製品は、全て職人の「ガラスとの対話」から生まれるそう。長谷川さんの「目には見えないストーリー」は、このあたりにも秘密がありそうです。

 

 

haaz プロフィール

「日々の暮らしをほんのちょっと心地よくするデザインをする」をコンセプトに、いつも生活に使う道具たちに、ちょっとの‘ハート’を加えるデザインチームhaaz。作る人も、贈る人も、使う人も、みんなの‘ハート’をこめて、ホッと心まであたたかくするすてきなアイテムを生み出しています。

ショールーム 108-0071 東京都港区白金台4-7-12

11:00  - 19:00    closed on Wed

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